偶然にも「斉藤真一展」が開催されていることを見つけて、
終了の前日に吉祥寺美術館に出かけました。
人気スポット“吉祥寺”は初めて訪れる街でした。
またその美術館が最近ニュースにもなった、
閉館の決まった「吉祥寺伊勢丹」の中にありました。
お世辞にも広く厳かとは言い難い美術館ですが、
斉藤真一という人柄と「瞽女(ごぜ)」をテーマにした展覧会には
なんだかぴったりの気がしました。
画集でしか見たことのなかった“瞽女の絵”は、
本では得ることのできなかった息づかいまでが聞こえるようでした。
6歳の時に盲目になった少女が最後に見た、
“雪の積もった越後の田んぼに沈む夕日の赤”に衝撃を受けた!
と述べているように、赤を基調とした絵は、
盲目に生まれたり、病で盲目になって、
「瞽女」として生きる道を選んだ彼女たちの
情念や怨念を表しているようでした。
改めてじっくり見るために、
どこかに仕舞い忘れた「斉藤真一作品集」を探さなくては…

author:オニギリジョー