ニオイや香りについてのエピソードや失敗談、ほのぼのした思い出話などなど、
芸能界で活躍するアノ人とトークを弾ませるコーナー「究極のニオイ放談」です。
スキンヘッドで口ひげのやや“コワモテ”イメージなのに、女性のようなソプラノボイス。そのギャップが印象的なクロちゃん。
お笑いトリオ「安田大サーカス」のメンバーとして活躍中のクロちゃんは、じつはアロマコーディネーターの資格をお持ちという
“香りのプロ”なのです。そこで、今回は、クロちゃんの香りのこだわりや、読者の方々へのアドバイスをたくさんお聞きしました。
- 編集部:香りから話が少し反れますが、そもそもお笑いの世界に入られたきっかけというのは?
- ボク、アイドル歌手を目指してたんです。松竹芸能に入った当初はアイドルを養成する部署があって、そこに入りたかったのに、気がつけば「安田大サーカス」になっていました(泣)。
- 編集部:アイドル歌手・・・ですか?
- レッスンだと思って行くと「ネタを見せろ」と言われ、事務所に文句を言うと「わかった、ユニット組ませてやる」ってなって、指定された場所に行ったら団長とヒロくんがいました(笑)。最初は凹みましたよ。毎日泣いてました。でも、先輩に「売れたら、何でもできるから」って励まされて、頑張ってやってみることにしたんです。ただ、お笑いに進んだとき、初めて母親の涙を見ましたね・・・。
- 編集部:仲のよい親子だとお聞きしています。ときどきお母さまもテレビに出られてますよね。子どものころのお母さまのニオイの思い出はありますか?
- ん?、ビールのニオイ。お母さんはビールが大好きで、いつも楽しそうに飲んでいました。「もう、お母さんまた飲んでる!」って文句は言うんですが、楽しそうな母親を見てるとボクも嬉しかった。ボクはあまりお酒は飲みませんが、母親のビールのニオイはなんとなく落ち着く感じがしましたね。いまでも、好きな人がお酒のニオイをさせていても気にならないです。

- 編集部:メンバーのおふたりは、ニオイについての感心はいかがですか?
- 団長もヒロくんもニオイに気をつけている方だと思いますよ。3人で漫才の舞台に立つとき、ボクはエチケットなんてぜんぜん気にしない。お昼にギョーザ食べて行ったら、団長に「お前、いい加減にしろや」って怒られます。ヒロくんも、あれだけ肥えてるからムチャクチャ汗かくでしょ。だから気をつけて、普段はコロンをつけたりしてます。逆に、ヒロくんがボクに鼻をつまみながら「おはようございます」って言うから、そんな指摘の仕方があるか?って(笑)。
- 編集部:では、デオドラントにも気をつけられているんですか?
- 仕事上、気をつけなければいけない状況のときは、ニオイのキツいものを食べないようにするか、食べた後はペパーミントをかじって消臭するようにしています。汗のニオイは、デオドラント商品を使うよりも、アロマオイルで抑えることが多いです。
- 編集部:アロマオイルで抑えることができるんですか? ニオイの上乗せになりませんか?
- 柑橘系のオイルは消臭効果があるので、生ゴミにかけてもニオイを抑えることができるんですよ。人にプレゼントするときも柑橘系ものを選び、「もし好きなニオイじゃなかったら、生ゴミにかけてみてね」って言って渡します。
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- 編集部:女性に喜ばれるんじゃないですか? 香り好きの女性は多いから。
- 「ブレンドオイルを作って」と女性にお願いされることも増えましたね。なるべくいくつかオイルを持っていって好きなものを選んでもらってからブレンドするようにしています。直接肌につけるコロンではなく、ルームフレグランスを贈ることが多いですね。市販のコロンを買ってプレゼントするのは、誰でもできることだから。
- 編集部:やはり、かなり香りにはこだわりをお持ちのようですね。
- アロマオイルひとつひとつに個性があって、種類も多いので、ブレンドは本当に難しいです。でも面白い。自分の中でコントロールできますから。じつは、次にアロマインストラクターの試験に挑戦したいと思ってるんですよ。資格を取ると、指導ができるんです。
- 編集部:すごい、クロちゃん先生ですね!
- ボクが資格を持っていることを知ってる人にはね、いまでも「こっちの香りの方がいいんじゃない?」みたいなアドバイスはします。たまに、「お前がいうなっ」って怒られることもありますけどね(笑)。
- 編集部:ご自身でも、体調や気分に合わせてオイルをブレンドされるんですか?
- はい、やりますよ。「フロンキンセンス」というオイルは、幸福感を感じられる香りで、落ち込んだりイヤなことがあったときには、お風呂に入れてリフレッシュ。皆さんも試してみてください。

- 編集部:「フレグランスビズ」という考え方についてはどう思われますか?
- いいことですよね。言いづらかったニオイのことも普通に言えるようになる。ちょっとした工夫で意識も変わってくると思います。世界に広がればいいのにね。ボクも毎週水曜日は「フレグランスビズデー」にしようかな。
- 編集部:ありがとうございます! ぜひ広めてください。
- 女性が好きなものに男性が食いつくと「流行」が生まれるんです。スイーツだってそう。もともとは女の子が好きなもので、「男が食べるものじゃない」みたいな立場だったのに、元大関の大乃國さんや的場浩司さんのスイーツ好きが話題になって、ますますブームが大きくなったでしょう。だから香りも、どんどん男性にアピールしていく方がいいかも知れませんよ。アロマコーディネートの試験会場は、男性の比率って1?2%程度ですから。
- 編集部:なるほど参考になります!
- アロマって女性を口説く小道具にもなりますしね。
- 編集部:楽しいお話をたくさんありがとうございました。アロマインストラクターの試験、頑張ってください。

- (終わり)
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- 安田大サーカス・クロちゃん(写真右)
- 本名:黒川明人(くろかわあきひと)。お笑いグループ『安田大サーカス』のボケ担当。松竹芸能所属。1976年12月10日生まれ、広島県出身。2001年4月グループ結成、2004年『第25回ABCお笑い新人グランプリ』審査員特別賞、2006年『第41回上方漫才大賞』奨励賞受賞。テレビ愛知「トミカヒーローレスキューフォース」では姫と呼ばれる役の声を担当した。2008年5月に、アロマコーディネーターのライセンス認定試験を受け、見事に一発合格。。
オフィシャルブログ「クロちゃんのアロマ研究所」
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